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金剛蔵王金色夜叉 1998年08月25日号
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「狼は生きろ、豚は死ね」
このマガジンは商品先物取引を前向きに取り組もうという姿勢から作られて
います。もちろん商品先物取引で損をされた方もいらっしゃるでしょうし、
顧客をおもちゃのように扱う先物営業マンも知っています。しかし、そういう
マイナス方面の話題は、他の個人のHP管理者の方々へお任せしています。
先物取引と聞くと「濡れ手に粟」と連想する人がまだいらっしゃるかもしれません
が、実際はそんな生易しいものではありません。しかし、取引を継続されている
方はご承知のはずです、この商品先物は、うまく取り組めば「新しい家一軒
建てることができるだけのお金」が転がり込むことも可能だということを・・・。
ヘミングウェイの小説だったと思うのですが、「キリマンジャロの雪」という
小説があります。その中でキリマンジャロの高山の頂上へ向かう道の途中で
一頭の豹(ヒョウ)の死体が発見される場面があります。
我々はこの豹がどうやってこんな高山の道に迷い込んだのか、
もし自発的に登ってきたとしたら豹はどういうつもりでこんなところ
までやってきたのかなどは想像できないでしょう。
しかし、この豹を、今の我々自身に置き換えて考えてみればわかるはず・・・。
そうか、豹は頂上に登りつめればきっと何かがあると信じて、ここまで登って
来たのだな、と。
我々のほとんどは、この豹のように目標達成の途中で死んでしまったり、
敗退を余儀なくされてしまったりするかもしれません。
しかし、我々は必ずいつか死ぬのです。私もあと50年も生きられないでしょう。
長いようで短いのが人生。皆さん、それぞれ、悔いのない人生を・・・。
「獅子としての1日は、羊としての100日に勝る。」
私は、ヘミングウェイの小説より、彼自身の生き方から学ぶべきものが
多いと考えているが、結局、私は彼のようには生きられない・・・。
しかし、ある意味で、人間は死んで初めて自由になれるのかも・・。あらゆる
過去や因縁の呪縛から解放されるのは、まさにその時かもしれない。
また、死は、貧しい者にも、豊かな者にも、例外無く訪れる。死んで初めて、
人々はお互い平等にもなれるのかもしれない・・・。
最近の健康食品ブーム、抗菌製品ブーム、クローンブーム、バイアグラ
ブーム等の世紀末現象を横目で眺めながら、「人間はいったい何歳まで
生きたいのだろう、不老不死の薬が開発されたところで、クローン人間が
生まれて自由に臓器が交換できたところで、交通事故死や、殺人などの
不慮の死の可能性は常に我々の身近なところでつきまとう。とくに最近は
簡単に海外に旅行できるので一層、危険と背中合わせだ。そう、我々は
生きながらにして常に死のリスクを負っているのだ・・・。」
ふと、そんな考えが浮かんでは消えていった。
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ルーブル切り下げ、貴金属売却など、ロシアの情勢に目を離せない状況と
なっていますが、やはり ある意味で「無い者は強い」・・。
ロシアを決して侮ってはいけない。あの国には日本はいろいろと
辛酸をなめさせられてきた。
終戦直前に不可侵条約を一方的に破棄し、満州国境線を突破して南下し、
楽勝で満州を占領してしまった。
終戦後は、多くの満州在住の日本人をシベリア抑留した。
これらの事件で死んでいった日本人は数知れず。
ソ連がロシアに変わろうがあの国はすぐにはよくならない。
私は、個人的にはあの国に恨みはない。しかし、あの国が政治的、そして
今度は経済的にと、2度崩壊するのをぜひみたいものだ。
現在の建玉は、東京小豆99年01月限を12400円で売り1枚、
(12800円でストップロス)
大阪ゴム指数99年02月限を94.46で買い1枚。(一般に順ザヤの
商品の、期先は買うべきでないといわれていますが・・・。
短期決戦のつもりです。(T_T) 92.00でストップロス)
どちらも中途半端な値位置で出動してしまったが、ストップロス注文は
きちんと出しているので問題はないはず・・・。(-_-;)
パラジウムや白金にもついつい目が行ってしまうが・・・・。
ロシアよ、私はおまえと心中する気はまったくないし、また、翻弄
されたくもない。
ただ今は「北方領土」を早く日本に売ってくれ、ロシアの経済危機を
短期的に回避するには、そして日本から多額の援助を受けようと思うなら、
まずはそこから始めるべきだ・・・。
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> 我々の仮想敵・・・商社
>
> そして、 事業としての商品先物取引
>
>
>商社といっても日本のそれはただの商社ではない。 総合商社。
>日本独特のケイレツ(系列)に組み込まれ、縦横無尽、傍若無人、
>自由自在に活躍している。
>
>彼らはお金になることなら何でもするし、政治的信念など邪魔に
>なるからもたない。
>
>たとえば、インドネシアでも、スハルトが退陣すると、いままで
>食い込んでいた商社たちは、いっせいに手のひらをかえ、今度は
>ハビビ大統領に食い込もうとしている。
>
>こういうことは、中国でも、フィリピンでも、もちろんカンボジアでも、
>彼らによって世界各国どこでも展開されている。
>
>かれらの信条は、世の中に「差異」があるかぎり、ビジネス・チャンス
>があるということ。
>
>つまり、ある所と別のところで、ある商品の値段がちがうのであれば安い
>ところで買い、高いところで、(買った値段+必要経費)以上の値段で
>売れれば、利益を得ることができるということだ。
>
>単純に聞こえるが、かれらは、多種にわたる資源や商品(原油、
>天然ガス、貴金属、穀物などの食糧、肉類、魚などの水産物、半導体
>などの電子部品、ソフトウェアなどの著作物、などなど他にいくらでも)
>を生産地で安く買いあげ、消費地で高く売りさばいている。
>
>これを全世界で展開しているのだからはっきりいって化け物である。
>商売のプロだ。
>
>ところで皆さんもよくご存知のように、かれらの一部は商品先物
>取引所の会員であり、取引所での商品の先物の値段形成に
>多大な影響を与えている。
>
>そう、ある意味で我々個人投資家は、商品先物取引をするかぎり、
>彼らと同じ土俵の上で勝負しなければならないのだ。先物市場は、
>非常にシビアな戦場なのだ。
>
>彼らを相手に相場を張るからには、いい加減な態度でやっていると
>最後には身ぐるみ剥がされてしまう。
前回、事業として商品先物取引を考えると書いたのですが
その中で「商社」という言葉を連発しましたが、「商社」という言葉
よりも「貿易会社」といったほうがイメージにしっくりとくる場合が
多いということに配信後に気がつきました。
というのも、日本人には「商社」というと、たいていの場合、
(旧財閥系の)「総合商社」を連想してしまいがちなので・・・。
(三井物産、日商岩井、伊藤忠商事、三菱商事など)
また、(そういう系列外の)商品先物取引会社のなかで「貿易」「交易」
「商事」という言葉が会社名にはいっているのも、そういう観点から
あながち的外れではないと思っています。そう、実は彼らも一応、
建前上は「商社」(貿易会社)なのです。
前にも言ったように、現物のかわりに先物を扱っているだけの違いです。
(もちろん中には納会時に現受けするところもあります。)
余談ですが、私が以前勤務していた会社もNTTのタウンページでは
「穀物商」の項目に他の食糧会社と並んで、その会社名が入って
いました(^○^)
取引員の「自己玉」運用の実際
http://www02.so-net.ne.jp/‾skycom/sanpo/soubado-1.htm
いずれはここで取り上げなければならない自己玉。その実態はいかに?。
彼らは本当に委託玉に自己玉をぶつけて、儲かっているのか?
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テクニカル分析では勝てない、少なくとも私は・・
そうなのだ。テクニカル分析では実際の値位置をわかりやすくグラフなり
数字なりでわかりやすく視覚化したにすぎないのだ。
それなのに、いったいどれだけの人が独自の指数などを考案し、そして
それらのために敗れ去ったのか・・・。
皆さんもご存知のようにテクニカル分析法自体、どれをとっても完全
ではない。
というよりも、どれをとっても完全ではないからこそ、こう何種類もの
チャートや指標が発明されるのだろう。
いったいどれだけの種類のテクニカル指標及び、テクニカル分析法が
存在しているのか。
そして投資家たちは、それを片っ端から試し、ある人たちは罫線マニア
と化し、奈落の底へと突き進んでいく。
そして厄介なことに全然使えないと言い切るよりも、あるときには使えるが、
はずれる時もかなりあるというべきか。
つまり、すべての環境において使える方法はまだ存在しないのでは?
一時のパラジウムのように、RSIが90以上にしばらく張りつきっぱなしの
ときなど最初からRSIが80以上なら売りと決め込んで(信じ込んで)
いた方など、かなりの痛手を負ったはず。
どうしてテクニカル分析では勝てないのかという問いに対する私の回答は、
テクニカル分析だけでは、どう建て玉するのかまではサポートしてくれないと
いうことである。
たとえば、テクニカル分析で売り時だと判断したとする。そうすれば、今度は、
どう建て玉するのかが問題になってくる・・・。何枚売ればよいのか、成り行きか、
指し値注文でいくか・・、そして建ててからは、どのあたりにストップロスを置く
のか。
結局のところ、自分の分析を信じて1枚建玉し、逆に動いたので損きりしても、
次の3枚建玉したときに分析の通り動けば、利益が得られるだろうが、 この
ケースとはまったく逆に、1枚建玉したときに儲けて、3枚建玉したときに損を
してしまうと、利益を得るのは難しい。
売りや買いのタイミングだけでなく、取引の枚数も問題なのだが・・・。
こういう観点から、私自身は、テクニカル、ファンダメンタル分析よりももっと
重要なものが取引の仕方(建玉法)だと思う。
そして欲を言えば、実際に建て玉するのも、全部ソフトウェアに一任
できてしまうべきだ。いわゆるプログラム売買である。
なぜなら、普通の人間は、分析方法で売買の指示がでても建て玉の際、
どうしても迷いがちになってしまうからである。
それで損をしてしまうプログラム売買システムはもうただの役立たずである。
建て玉の際の判断、そして実際の建て玉もソフトウェアが処理してしまう
べきであるし、そうでなければ、売買システムとはよぶには不完全すぎる。
片手落ちだ。
幸い、これだけホームトレーディングがポピュラーになっきて環境が
整ってくれば、自動注文機能まで付加されたバージョンがいずれ出現しても
おかしくはないかも・・。
岡安商事〜プログラム売買〜
http://www.okayasu.co.jp/program/top.htm
最近、商品ファンド、インターネット取引についで、国内の商品先物会社が
力を入れて取り組んでいるのがプログラム売買。
これら3点セットが1つに組み合わされると、強力な投資ツールになりそうだ。
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玉の仕切り注文について
ある商品を取引しようとして注文を出し、うまくその注文が執行されました。
ここからの手仕舞いは人それぞれだと思いますが、その玉に対する
仕切り注文の種類は、大きく分けて、指し値注文、成り行き注文、
逆指し値注文(貴金属ではIRO注文)とあります。
このうち、指し値注文はふつう利食う場合に出されます。その反対に
逆指し値注文は損切りする場合に使われることが多いのですが、みなさん
ご存知のようにこの2つの注文は同時に出すことはできないわけですね。
しかし、相場をやっていると、この2つの注文を同時にだせたらいいのにな、
と思ったことがたびたびありました。
どういう場合でかといいますと、例えばゴム指数で、94.50での買い玉を
持っていると仮定します。
ここで、もし96.50まではいくかもしれないが、おそらくそれ以上は
いかないで、反落してしまうだろう、そして92.50より下がれば損切り
してしまおうと考えたとします。
しかし、今の時点ではどちらに動くかまったくわかりません。
すると、利食いのためここで96.50で指し値の仕切り注文し、そして
損切りのため92.50で逆指し値の仕切り注文をするべきで、この2つの
仕切り注文を同時にだせればよいのですが、実際にはどちらか一つしか
注文できません。
すると、どちらかの動きしかカバーできない・・・。
私は今から1年半ほど前、商品先物をはじめて半年後から、このことに
悩みに悩んでいました。 いったい、どうすればいいのだーーーー。(^0_0^)
そして、ある時、つなぎ売買について書かれている本を読んだのですが、
その時は本に書かれていることはあまり理解していませんでした。
しかし、今から半年前、ようやくひらめきました。\(^O^)/
そうだ、96.50の指し値で新規に同じ限月の玉を同じ枚数で売り建てて、
そして92.50で逆指し値の仕切り注文をだせばいいのです。
そして、利食うときは、96.50の売り建て玉と94.50の買い建て玉を
同時に成り行き注文で仕切ってしまう。
両建ては悪いといわれるが、すべての両建てが悪いわけではないはず。
新規の玉を余計に建てる分、そのままふつうに仕切り注文を出すより、
その新規の玉の往復の手数料の分が損になってしまいますが、
私はこれを必要経費と考えています。
また別に同時手仕舞いしてしまわなくても、資金に余裕があるなら、
玉を抱えたまま、ずっと続けて「つないで」いけばいいわけです。
少なくとも、私は、この方法を始めてからは順調です。
この方法に気づくのに、私は多額の授業料と、1年半の時間を費やして
しまいましたが、みなさんは、自分に合った建玉法、手仕舞い方法を
編み出してください。
しかし、指し値、逆指し値の値段の決め方、手仕舞いの方法こそ
「習うより慣れろ」だと思います。
わたしもまだまだ(研究中というより)考案中です。
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ちょっと、ここで・・・中断!!! (T_T)
駄目だ、やっぱりダメです。だめなんです。(>_<)
発行日を前もって決めてしまうと、それがプレッシャーとなって本当に
書きたいことが書けなくなってしまう。私自身で決めたことではありますが
やはり「徒然(つれづれ)なるままに」自分の妄想を延々と書いて
いきたいので・・。
この続きとして、上場商品の知識 とうもろこし (其の二)と
海外商品先物取引事始めを掲載するつもりでしたが、まだ掲載できる
ようなレベルにはありません。したがって、後日、あらためて発行させて
いただきます。
これと同時に発行頻度を「隔週刊」から「不定期刊行」へと変更します。
読者の皆さん、どうかご理解のほどを・・・。_(._.)_
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次号こそ、 (-_-;)
個人投資家による、個人投資家の、個人投資家のための「メールマガジン」
をめざします。
不比等
<著者略歴>
兵庫県出身。
現在、神戸市中央区在住、現在30歳、相場を始めてちょうど2年になるが、
すでに天国と地獄を経験している。
阪神大震災では九死に一生を得、瓦礫の山と化した街中で「諸行無常」を実感。
一時、オリオン交易(株)本社で登録外務員として勤務。
現在は退社し、残りの人生を「商品先物取引」の未来に賭ける。
アメリカの ユタ州 WEBER STATE UNIVERSITY 卒業。
COMPUTER INFORMATION SYSTEMS 専攻。
HP
不比等 http://fuhi.to/
商品先物諸行無常 http://www.bekkoame.ne.jp/‾foreseer/
先物投機唯我独尊 http://member.nifty.ne.jp/fuhito/
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E Pur Si Muove http://www.fuhito.com/
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不比等 (C)1998